調律技能検定

2013年度の調理技能検定3級の学科試験が間もなく実施されます。
当学院からも多くの生徒がエントリーしました。
そこで、今回受検する生徒、そしてこれから入学して資格取得を目指される方へ卒業生からアドバイスのメッセージをもらいました。
在学中に見事に合格した先輩の貴重な体験を、是非活かして合格を目指してください♪

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こんにちは。
平成25年3月に調律科を卒業しました32期生の澤田幸希と申します。
2年次在学中に調律技能検定を受検し、幸運にも合格することが出来ました。
今回「3級合格の体験記を…」ということで、恐縮ではありますが、
少しお話をさせて頂こうと思います。

検定の科目は学科・張弦・整調などありますが、最も大変だったのはやはり
調律でした。特に100分以内で行わなければならないという時間との闘いに
苦労しました。
試験当日は調律を始めて、終わってみたらもう90分弱だった…と緊張する間も
なく時間が経っていたのを覚えています。
練習の際には、試験対策のためだけではなく、あくまでも実際の仕事の現場では
どのように対応すべきなのか、ということを念頭に置いて練習しました。
(もちろん、試験間際にはアクション模型での練習も行いましたが…)

ただ「こういわれたからこうする」「こう教わったからこれしかない」とならな
いよう、今自身のやっている作業はどのような意味があるのか、この先こうなって
欲しいから今この作業をやっているのか…など、考えながら練習をしたことで、
技術に対する理解を深められたように感じています。

あと、調律の作業については細かい部分をキレイにすることと、全体として
キレイに聞こえることのバランスをどのようにして取るか、を意識したことが
結果として精度の向上つながったのでは、と思います。

最後になりましたが、学院での2年間はあっという間にすぎました。
楽しかったことも悩んだこともありましたが、充実した時間を過ごせたと感じて
います。
時間を上手に使って、皆さんもピアノ技術の習得を楽しんで頂ければと思います。
頑張って下さい!
澤田 幸希

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